こんにちは。イッシキです。

 

ここ数年、ただの近所のトラブルが殺傷事件にまで及んでしまう、という事件をよく見かけます。

 

とくに殺害動機を聞いてみると「近隣住民がうるさかったから」というのが多いです。

 

で、そういう事件が報道されると、ツイッターやヤフーニュースなどには、加害者を一方的に攻めあげて、正義の味方を気取りたい人たちが満ちあふれてくるんですね。

 

とにかく「極刑にしろ」ってのが目立ちますね。

 

そして他によく見かけるのが「精神疾患なんか関係ない」「精神疾患だから許されるなんて、許されるわけないだろ」というもの。

 

私も精神疾患だから許される、というのは間違っていると考えます。

 

でも、「精神疾患は関係ない」というのも間違っているとも考えます。

 

精神疾患であるかどうか、ということは、事件に大きく影響しているケースだって多々あるはずなんです。

 

で、こういう側面から見た場合、少し加害者側の気持ちがわからなくもないんです。

 

根拠なく言っているわけじゃありません。

 

私自身も被害者側と似たような経験をしているからです。

 

私も音にすごく敏感な時期がありました。

 

あのときは全ての音が恐怖の対象でした。

 

電話の音、玄関のチャイム、外から聞こえる笑い声。

 

どの音を聞いても、ビクついていましたね。

 

で、私も近所の人とトラブルを起こしたことがあったんですよ。

 

ただまあ、それは今考えても、私のほうが正しかったとは思ってますけど。

 

そのときは騒音に我慢できずに、マンションの一室に抗議にに行きました。

 

夜中の3時ごろでした。

 

そんな時間に宴会をして騒いでる人たちが居たんですよ。

 

私にとって夜は夜で怖かったんですけど、唯一静かになる時間でもありました。

 

そんな時間に、マンションの一室ではどんちゃん騒ぎが巻き起こってたんです。

 

もう、本当に。

 

眠気があるのに眠れず、音に敏感になっている状態で、夜中3時にどんちゃん騒ぎですよ。

 

笑い声が巻き起こる度に、体がビクッと震えるわけです。

 

起きるのが面倒でも体を無理やり起こして、部屋を突き止めてチャイムを押しました。

 

部屋を突き止めるのだけは慎重にやりましたね。

 

間違った部屋のチャイムなんて絶対に押せませんから。

 

チャイムを押したら、部屋の中は静まり返り、住人が出てきました。

 

怒りつつもなるべく冷静に抗議したあと、「二度とやるな」とだけ言って、その場は収まりました。

 

じつはこれ、二回目だったんです。

 

なので本当に「次は許さん」という気持ちを込めて言いました。

 

でもこれ、もっと凶悪というか暴力的な人間だったら、この程度じゃ収まらないと思います。

 

で、それが現実になったのが、これらの事件なんじゃないのかな、と思うんですね。

 

もちろん加害者が短気極まる人間だっただけ、ということもあるとは思いますが。

 

でももしそうした殺傷事件の加害者が、私と同じように音に敏感になってたんだとすれば、凶行に及んだとしても少しは気持ちがわかるな、といつも思っていました。

 

勘違いしないでほしいんですけど、もちろん、これらの殺傷事件の加害者には事情があるのだから許してあげてください、なんて言ってるわけではありません。

 

そんなもの、被害者にとってはなんの意味もないことですから。

 

精神疾患の面からすれば気持ちはわかるというだけで、人を殺せる人の気持ちなんかわかるわけないですし。

 

ただ、精神疾患にかかったこともない人がしたり顔で、正義の味方ヅラして「精神状態なんか関係ない」って言うのを見ると、ちょっと腹に据えかねるところがあります。

 

そういう意味では、ニュースを読んで、普通の人では気づけない側面、考えられない側面から事件を見るようになれたことって、自分の成長の一つなのかなと思ったりもします。

 

そしてそういうとき、自分の病気の体験は必ずしもただの無駄だったわけではないんだ、と感じることができるんです。

 

おそらく私だけでなく、同じようにつらい思いをしてきた人であれば、同じように感じる事ができると思います。

 

ですから、そういった人も自分の体験が無駄ではなかったんだと認識してほしいと思います。

 

ちなみに・・・そのどんちゃん騒ぎをしていた住人は、いつの間にか引っ越してました。

 

今でもどこかでどんちゃん騒ぎをしているのかもしれません。

 

ですが今は、このマンションは静かで良い環境になってます。

 

たまに猫が夜通し鳴いてることもありますけど。

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